当社で対応したことのある不具合の事例を紹介します。
ご自身で解決できるケースもありますので参考にしてみてください。
(前提として、ドライブレコーダーの期待寿命は1~3年と言われています。SDカードも基本的に消耗品となります。)
①電源が入らない
本体の初期不良や配線に問題がある可能性があります。
②ノイズの干渉
本体のノイズ対策不足、配線に問題がある可能性があります。
③液晶が映らない
本体の初期不良や配線に問題がある可能性があります。(コムテック製の場合は液晶を表示しない設定となっている場合があります。)
「当社対策」
本体:ドライブレコーダーが市場に登場した際からの経験から、品質に定評のある製品を選定しています。
配線:他機器に影響しないようにしますので、配線不具合はありません。(電源は極力単独の系統で受電するように配線しております。)
※ミラー型ドライブレコーダーについて
・ドライブレコーダーのミラー型については市場不具合が多く報告されており、当社ではある程度実績のある製品選定を行っております。
もしもの時のドラレコですので、通常のドライブレコーダーより安価でない提案となってしまう場合がございます。予めご了承ください。
④撮影範囲に障害物が映る
取付位置が適正でない可能性があります。
「当社対策」
・ワイパーの可動範囲内かつガラスの上位20%以内の場所で、経験あるサービス員が作業します。
⑤録画ができていない
SDカードの不良もしくは内臓電池の劣化が考えられます。
「諸対策」
・SDカードにデータが溜まっており上書きできない状態になっている場合、もしくは故障か寿命が考えられます。
ドライブレコーダー本体もしくはSDカードを抜いてお手持ちのパソコンでフォーマット(初期化)していただく必要があります。
参照元:ユピテル ホームページ
https://my.yupiteru.co.jp/upload/save_image/manual/pdf/DRY-FH200_quickguide_sd.pdf
https://www.yupiteru.co.jp/products/biz_dr/q-01/support.html
・SDカード本体に不具合がある可能性があります。もしもの時に証拠して使用するデータになりますのでメーカ指定機種など高品質なSDカードの選定が必要です。
また機器自体が動画の書き込み・消去・上書きの繰り返される環境で使用されますので劣化しやすい厳しい環境にてご使用になるということをご理解ください。
SDカードは消耗品であることを頭の片隅に置いておいていただければと存じます。
・ドライブレコーダー本体内蔵の電池が劣化している場合は、エンジンがかかっていないときは内部に十分に電源が供給できず録画が正常に保存できない場合が
あります。商用車などで休日は動かさないケースなどで録画ができていなかったというケースがあります。
⑥その他
・夏場などは社内の温度が上がりやすく熱の影響を受けて機器が故障する場合があります。
・指定機種以外のSDカード使用の場合(低品質なSDカードを選定したときなど)は書き込みができず録画ができていないケースがあります。
・駐車時監視機能がついているものは、バックアップ機能を持っているのでカーバッテリーから電源を取っている場合があります。
バッテリーが弱ってくると本体への給電がなくなり、録画できないない状態になってしまいます。